NetWalker+Willcom03
Published by M-naka on 2010/6/12 (3272 reads)
ゴールデンウィーク前の話だが、SHARP製のモバイル端末「Netwalker PC-Z1-R」を買った。
■残業続きでいい加減ムカついていた(=衝動買い要素)
■残業続きで平日夜に自宅でネットする時間が減った
■残業続きで時間がないがちょっと懐に余裕があった
■Willcom03にBluetooth PAN接続すれば、NetWalkerで公衆回線が使える
■新型NetWalkerはタブレット端末で、キーボードタイプを買う踏ん切りが付いた
■Bluetooth A2DP(Advanced Audio Distribution Profile)が使えるポータブルメディア
プレイヤーを探していたら、結局NetWalkerに辿り着いた
が理由。探したところ、ビックカメラ.comで37,800円+ポイント還元8,000弱で実質3万円切りが最安だったのでそこにした。色はWillcom03と合わせてレッドにした。
・自宅無線LANへの接続設定
・サーバアクセス用のSSHキーインポートと設定
・BlueZパッケージインストール
・各種VPNパッケージインストール
・カーネルソースからカーネルモジュールtun.koを生成、インストール
・RDPクライアントインストール
・Willcom03へのBluetooth PAN接続設定
・OpenVPN接続設定
※tun.koはOpenVPNで必要(tun/tap)。
このうち苦戦したのが意外にもOpenVPN設定。
ベースとなっているUbuntuにはVPNクライアントマネージャがあり、そこで設定をすることができるのだが、上手く接続できないのである。最終手段として簡単なシェルスクリプトを組み、コマンドラインからkillallでサービス起動しているOpenVPNを停止→手動設定でのOpenVPN接続、とやったら上手く行った。
BluetoothドングルはもともとノートPCで使っている「BT-MicroEDR2(プラネックス)」を使用。BlueZをインストールして挿したら直ぐに使えて拍子抜け。
また、別途Willcom03でBluetooth PANが使えるように設定を追加した。
Bluetoothモデム化というとDUN(Dial-up Network)の方が知られているようだが、Willcom03はDUN-GW(待ち受け側)は非対応。PANもデフォルトでは非対応だが、対応させることができる。
->ICSInstaller.cab
->em1ics_helper_v001.cab
->W03BTPanEnabler.zip
をインストール。これでPHS回線をPAN接続で共有できるようになった。ちなみにDUNよりPANの方が高速に接続できるそうで、通信速度が厳しいPHS回線ではPANによる共有は有益と言える。
あとはWillcom03でPAN接続待ち受け状態にし、NetWalker上でシェルスクリプトからPAN→OpenVPNと接続すればよい。PANが繋がった時点で、NetWalkerはPANインターフェース「bnep0」によるネットワーク接続が確立する。PANは192.168.0.0/24で組まれており、これがWillcom03をルータとしてインターネットに接続された状態になる。
流石にFirefoxを素のままで使うのは回線速度的に厳しいものがあるが、もともとモバイル接続用にDelegateで組んである圧縮プロキシを経由すればかなり快適になる。また、接続速度は同じでありながら、Willcom03単体で接続するよりもNetWalkerでブラウジングした方が遥かに快適である。単純にWillcom03の処理負荷が下がっている(=Bluetoothルータとしてのみ動作している)からだと思うが、ここまで露骨に体感差が出るとは思っていなかった。
W-OAM対応でx4パケット接続で使っているため、実効で100kbps、圧縮プロキシ経由で300kbpsというところ。近々W-OAM Type-G対応のW-SIMを追加で買って、実効をもう少し上げようと考えている。……XGPが使えるHYBRID W-ZERO3が出れば即買いなんだけどなー。
世間が3GだWiMAXだと騒がれている中、今だ我が家はPHS接続が現役。だって安いんだもん。
■残業続きでいい加減ムカついていた(=衝動買い要素)
■残業続きで平日夜に自宅でネットする時間が減った
■残業続きで時間がないがちょっと懐に余裕があった
■Willcom03にBluetooth PAN接続すれば、NetWalkerで公衆回線が使える
■新型NetWalkerはタブレット端末で、キーボードタイプを買う踏ん切りが付いた
■Bluetooth A2DP(Advanced Audio Distribution Profile)が使えるポータブルメディア
プレイヤーを探していたら、結局NetWalkerに辿り着いた
が理由。探したところ、ビックカメラ.comで37,800円+ポイント還元8,000弱で実質3万円切りが最安だったのでそこにした。色はWillcom03と合わせてレッドにした。
・自宅無線LANへの接続設定
・サーバアクセス用のSSHキーインポートと設定
・BlueZパッケージインストール
・各種VPNパッケージインストール
・カーネルソースからカーネルモジュールtun.koを生成、インストール
・RDPクライアントインストール
・Willcom03へのBluetooth PAN接続設定
・OpenVPN接続設定
※tun.koはOpenVPNで必要(tun/tap)。
このうち苦戦したのが意外にもOpenVPN設定。
ベースとなっているUbuntuにはVPNクライアントマネージャがあり、そこで設定をすることができるのだが、上手く接続できないのである。最終手段として簡単なシェルスクリプトを組み、コマンドラインからkillallでサービス起動しているOpenVPNを停止→手動設定でのOpenVPN接続、とやったら上手く行った。
BluetoothドングルはもともとノートPCで使っている「BT-MicroEDR2(プラネックス)」を使用。BlueZをインストールして挿したら直ぐに使えて拍子抜け。
また、別途Willcom03でBluetooth PANが使えるように設定を追加した。
Bluetoothモデム化というとDUN(Dial-up Network)の方が知られているようだが、Willcom03はDUN-GW(待ち受け側)は非対応。PANもデフォルトでは非対応だが、対応させることができる。
->ICSInstaller.cab
->em1ics_helper_v001.cab
->W03BTPanEnabler.zip
をインストール。これでPHS回線をPAN接続で共有できるようになった。ちなみにDUNよりPANの方が高速に接続できるそうで、通信速度が厳しいPHS回線ではPANによる共有は有益と言える。
あとはWillcom03でPAN接続待ち受け状態にし、NetWalker上でシェルスクリプトからPAN→OpenVPNと接続すればよい。PANが繋がった時点で、NetWalkerはPANインターフェース「bnep0」によるネットワーク接続が確立する。PANは192.168.0.0/24で組まれており、これがWillcom03をルータとしてインターネットに接続された状態になる。
流石にFirefoxを素のままで使うのは回線速度的に厳しいものがあるが、もともとモバイル接続用にDelegateで組んである圧縮プロキシを経由すればかなり快適になる。また、接続速度は同じでありながら、Willcom03単体で接続するよりもNetWalkerでブラウジングした方が遥かに快適である。単純にWillcom03の処理負荷が下がっている(=Bluetoothルータとしてのみ動作している)からだと思うが、ここまで露骨に体感差が出るとは思っていなかった。
W-OAM対応でx4パケット接続で使っているため、実効で100kbps、圧縮プロキシ経由で300kbpsというところ。近々W-OAM Type-G対応のW-SIMを追加で買って、実効をもう少し上げようと考えている。……XGPが使えるHYBRID W-ZERO3が出れば即買いなんだけどなー。
世間が3GだWiMAXだと騒がれている中、今だ我が家はPHS接続が現役。だって安いんだもん。
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