格安LTE/3G運用(イーモバイルMVNO with ドコモスマホSIMフリー化編)
Category : モバイル日記
Published by M-naka on 2013/2/9
ぶっちゃけGMOインターネットの株主優待の活用である。

この「GMOとくとくBB株主様限定LTEプラン」は、同一内容なら3,880円/月となるイーモバイルのフルスピードLTE/3Gデータ通信サービスを2,980円/月で利用できるもの。一時費用として3,150円の入会手数料は掛かるが、最新のモバイルルータ(GL06P)が無料で付いてくるという、なかなか価格競争力のあるプラン。おまけにGMOインターネットの株主優待「5,000円/半期の商材利用権」を併用できる(※後からキャッシュバック)ので、この分を充てるとさらに安くなる。デメリットとしては2年縛りで中途解約時のペナルティが高額であること。

 3,150円+2,980円*24=74,670円 ……24ヶ月運用でのトータルコスト

 これに商材利用権を充てると、こうなる。

 (74,670円−5,000*4)/24=54,670円/24=2,278円/月

 株主優待だけで実質2,278円/月でフルスピードLTE/3Gの運用が可能ということになる。


 さらに、個人的に諸々で得た「GMOとくとくポイント」12,000円分を充てると、こうなる。

 (74,670円−5,000*4−12,000)/24=42,670円/24=1,778円/月

 1,778円/月は美味しすぎである。
 24ヶ月、これで行く。


 今回はモバイルルータのみでの運用ではなく、SIMフリー化したDocomoスマホでの運用も行う。

 イーモバイル3G回線の周波数である1,700MHzは世界標準とは外れた規格で、イーモバイルから出ている端末以外での対応はあまり行われていない。が、中には対応しているものがある。DocomoでいうとAQUOS PHONE(Sharp)/Xperia(Sony)/ELUGA(Panasonic)/Arrows(富士通)あたりの一部端末がそれに該当する。無論そのままではSIMロックが掛かっていて使えないので、ドコモショップに持ち込みSIMロックを解除してもらう(3,150円)ことが前提となる。このうち、1.イーモバイルSIMでテザリングが可能、2.数が出回っており値段がこなれている、の2点を満たす端末としてAQUOS PHONE SH-06D(Sharp)の白ロム未使用機を入手した(16,000円程度)。これでGMOインターネットの商材利用権がほぼ相殺だが、実用的なオモチャなのでこれは運用コストとはカウントしない(笑)。

 これをSIMロック解除、モバイルルータとして運用を始めた。SH-06Dは3G専用機なのでLTE接続はできないが、速度的にはWiMAXと遜色なく、場所によってはWiMAXより高速である(逆に低速な場所もあるが)。WiMAXの半額程度で同等レベルの回線維持ができるわけで、コストパフォーマンスは申し分ない。これでWiMAX解約を決定。