CentOSでBlu-rayドライブを
Category : サーバ管理日記
Published by M-naka on 2011/7/2
Aegis.mythril.ne.jpで録り貯めた地デジ/BSデジタルのファイルのアーカイビング用に、PioneerのBD-R/REドライブ「BDR-206DBK」を買った。秋葉原の某店で1万円弱。

コイツはシリアルATA接続の内蔵モデルだが、シリアルATA/パラレルATAをUSBに変換するアダプタをもともと持っているので、USB外付けでAegis.mythril.ne.jpに繋げてみた。外付けDVD-R/RWドライブとして認識されているっぽい。

メディアは三菱化学。流石に国内産ではないが、日本メーカー製にこだわっている。Blu-rayドライブはLG/LITEONあたりが多く出回っており、周辺機器メーカーで出しているものも大抵はそういった海外メーカーのOEM。国内メーカー製だとSony OptiarcとPanasonicも出しているが、やはり数という面ではPioneerはそこそこ出ている感じ。是非頑張って貰いたい。

で、ライティング。いつもCUIからコマンド直叩きで焼いているのだが、全く同じコマンド/構文であっさり焼けてしまった。

growisofs -Z /dev/dvd -dvd-compat -speed=x -V "ボリュームラベル名" -R -J ファイル1 ファイル2……

実に簡単である。焼き上がりのファイナライズが何故かI/Oエラーで失敗しているが、マウントするときちんとデータは読めるので問題はなさそう。とりあえずメディアの最大倍速の4倍速で焼いたが、20GB程度を焼くのに1時間くらい掛かっている。DVD1枚4GBくらいを焼くと10分くらいだから……、まぁ勘定は合うか。特に遅いというわけではなさそう。一応ドライブ的には12倍速対応で、メディアは安価……つまり低速対応のものを選んでいるので、ここはまあそういうものだということで。


ちなみにバルク品を買ったのでドライブ本体だけ……と思いきや、梱包を解いてみるとOEM版のWindows用Blu-ray再生/オーサリングソフトDVD-ROMが入ってた。これは嬉しい誤算。CentOSでデータを焼き出すだけの用途で買ったドライブだが、それなりのスペックのWindowsマシンに繋げばBlu-ray視聴もできるようになる。うーん、組むだけ組んで放置状態のAtom+nVIDIA IONなMini-ITXマシンに繋げてみようか?