LANのギガビット化
Category : サーバ管理日記
Published by M-naka on 2010/12/5
少し前に入手していたグリーンハウス製ギガビットスイッチングハブ「GH-EHG8MMK」に取り替えた。

外向きと無線LANを考えれば100BAST-TXで十分なのだが、ローカルのサーバ間通信は1000BASE-Tであるに越したことはない。動画ファイルやVMの移動を考えるとそちらが望ましい。NICもギガビット対応なので、「必要な区間はギガビット」で使える。

もともと使っているケーブルはカテゴリ5eなのでそのまま使い回せる。物理的に取り替えればOK……のはずなのだが、ハブを取り替えた途端、PCからのパケットロスが頻発、常用に耐えない状態になった。

調べてみると、

・インターネット側へのPing
 パケットロスしまくり。

・ゲートウェイ(ADSLモデム)へのPing
 パケットロスしまくり。

・無線LAN←→有線LANでのPing
 問題なし。

・有線LAN間でのPing
 問題なし。

というわけで、ハブとADSLモデム間の通信があやしい……と判明。


ハブをよーく見てみると、確かにADSLモデムと繋がっているポートが不規則に明滅していて、通信が不安定なようだ。ADSLモデムはNECアクセステクニカ製「Aterm WD701CV」。通信モードはオートネゴシエーションになっている(ここは初期設定のまま)ので、オートネゴシエーションが上手く行っていないと推測。

通信モードを「100Mbps・全二重」に固定してやると……上手くいった。ふーん、そんなに古い機器ではないのに、ギガビットハブとオートネゴシエーションが効かんのか……。


次はサーバ機にギガビットNICを増設し、ギガビットでのbonding(NIC冗長化)をしてみる予定。