W-ZERO3[es]への機種変更【3】
Category : モバイル日記
Published by M-naka on 2006/9/8
何気に共存共栄。
 と、りなざうのBluetooth対応まで済ませて、機種変更先を考えてみた。

・W-ZERO3(WS003SH、WS004SH)
 USBモデムとしては使える可能性はある。が、Bluetoothはインターフェースがないので不可。WindowsMobileは使ってみたいが、端末としてはややデカく、個人的にはデザインが「通話もできる」という感じに見えない(現ユーザーには申し訳ない発言だが……)。

・W-ZERO3[es](WS007SH)
 USBモデムとしては使える可能性はある。また、Bluetoothも対応端末が発売予定。単体としての機能はW-ZERO3とあまり変わらないが、ストレートバータイプで「電話」っぽく見えるあたりが個人的に評価できる。また、USBホスト対応でいろいろと夢が広がる。

・WX310K(通称『京ぽん2』)
 USBモデム、Bluetoothモデムの双方の動作実績あり。ただ、単体としては一般的な携帯電話の枠を超えるものではなく、Docomo携帯電話と機能的にバッティングしそうであまり気が進まない。

 こんな感じ。この時点で[es]への機種変更を目指すことに……したところ、やはり世の中には同じようなことを考える「すごい人」がいるようで。

 C3000のUSBホスト機能を使う
 TAKETYONの作業記録 at りなざうテクノウ(2006-08-22)

 見て速攻でW-ZERO3[es]に機種変しましたよ(笑)。必要なカーネルモジュールとの関係で、確かにりなざうのカーネルの入れ替えをしないといけないのは面倒ではある。だが、逆にいえばそれだけで[es]がUSBモデムとして動作するのである。これは正直「御の字」。

 [es]を数日使ってみたが、満員電車の中で片手でメール送受信とブラウジングができるのはりなざうと比べたときには明らかにアドバンテージと言えるだろう。ただ個人的には凄く便利だが、りなざうの代わりにまではならないという感じ。立ち位置としてはDocomoのムーバ端末とりなざうの丁度真ん中くらいに考えている。ブラウジングはりなざうの方が便利な一方、メールは[es]の方が楽。片手で操作ができ、mythril.ne.jpドメインのメールアドレスの確認を[es]でできるようにしたため、結構重宝している。ついでに言うと[es]でPPTP-VPNとSSHリモートアクセスにもチャレンジしてみたいが、今のところちょっと上手く行ってない。

 また、りなざうに繋いでUSBモデムとしてかなり快適に動作する。体感上は同一の接続速度でもりなざうの方がブラウジング等は快適だ(マシンリソースとの関係か?)。リモートアクセスの点を含め、りなざうでのモバイルアクセスにパスを残したことについては正解だったと考えている。

 現状はUSBによる有線接続でりなざうのモデムとして動作させているが、最終的には[es]にDUN-GW対応Bluetoothアダプタを付けた上で、Bluetooth経由でりなざうのモバイルアクセスが可能な状態に持っていきたい。……頼むから早く発売してくれ。